公立小学校への不安が出てきた日

公立小学校の学校公開日に行く

公立小学校に入るにあたり、区からの通知物で小学校公開日やら健康診断の日などがあることを知り、小学校の雰囲気を知るためにも行っておかなきゃねーということで、地元の公立小学校見学へ。

何度か選挙で行ったことのある学校で、校舎の中も少しだけ入ったことがあったが、比較的綺麗な校舎で、区の中でも結構評判が良い学校なので、この学区で良かったなーなどと気軽に思いながら訪問。

土曜日の午前中に授業風景を見せてもらい、午後に学校の説明会という内容。

授業は普通

1年生から6年生までの授業を見て回ったが、当然ながら普通の授業である。別に悪くない。ただ、1年生や2年生の算数は息子はすでに理解している内容だけに、楽かもしれないが、何か新しい学びがあるかは不安になった。我が息子だけあって、知っていることをドヤる性格なので、なんか嫌な生徒になってしまわないだろうかなんて余計な不安をしてみたり。

階段には息子の好きな英単語が書いてあったり、壁に世界地図と時計があったりして、それなりに興味を持って色々学べる環境になっている気がした。

説明会の出し物を見て違和感が

説明会の最初は、小学校の在校生がダンスや学校の良いところなどを代わる代わる紹介をしてくれる。ダンスなんかは、「息子が将来こんなに踊れるようになったらちょっと感動するだろうなー」「もう小学校かー」なんて感慨深くなっていた。

が、なんかやる気がある子とない子の差が、半端ない。大迫半端ないって〜。って言いたくなるくらいの温度感の差。

そんなもんって言われたら、まぁそうだよねとは思うんだけど、小5にして茶髪の子とか、だらっとして何もしない子とかもいたりして、この公立小学校は縦割り班みたいなものがある学校だけに、いい先輩に当たれば楽しい学校生活になるんだろうけど、失礼ながら一緒の班になってほしくない子もいることがわかった。うーん。まぁ、しょうがないよね。それも社会だよね。と、なんとなく納得はしてみるが、違和感は残った。

校長の学校紹介から不安感が強くなる

次に校長先生からの学校紹介。これによって不安が増長される。

いい学校=校長が良いというのは結構あるあるなので、校長が良ければお任せしたいって思ったと思うが、行った学校での説明、ザ・パワポ読んでるだけ。飾りっ気も何もない文字多めのパワポを淡々と読んでるだけ。なんなら学校説明資料の方が写真とか使っててわかりやすいし、なんのための説明なん? これ、会社の提案資料だったら、プレゼンの場だったら絶対NGやろ。部下だったら使えない認定してしまうレベル。教職員は一度一般企業でプレゼンする研修とかやった方がいいよ。マジで。

何か面白いことをやってくれそうとか、教育に情熱がすごくありそうな感じは感じられず、唯一、人権教育のところだけ熱意を感じた。う、うん。悪くないけど、そこだけじゃないだろ。

最後に子供や親よりも教育委員会様

校長先生のつまらない演説、もとい、高尚な学校説明が終わったところで、進行役の先生がこうおっしゃいました。

ただいまから校長先生、並びに教育委員会の皆様がご退出されます。説明会にご参加の皆様はその後の退出となりますので、今しばらくお待ちください。なお、ご自身の椅子を前の教員のところまでお持ちください。

校長先生の違和感を感じてたところにこんな案内をされ、校長や教育委員会の方が大事です感をとても感じてしまった。椅子を片付けるのは全然いいけど、校長も一緒にやれよ。てか、見てるだけの先生はなんなの? お前らもやれや。お子さん連れで説明資料とかも色々持っている親が何脚も椅子を運ぶ中、談笑しながら退出した人たちはそんなに偉いのか?

社会の縮図とはいえ「先生」が一番優遇される学校に子供を預けるのは不安だ。。。

そんな風に思って焦り始める40の秋であった。続く。

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