竹早小の第1次選考は抽選
茗荷谷3校と言われる筑波大附属小学校・お茶の水女子大附属小学校、そして本記事のメインである東京学芸大学附属竹早小学校は、いずれも最初の選考が抽選となっている。これはあまりに多くの人が受験を希望してくるためで、直接面接や考査をする前に、一定人数まで絞るための施策。
竹早小学校は校区が23区全域から応募可能ということもあり、受験希望者数が2,500人超と、都内でトップクラスの応募者数を誇るため、特にコロナの流行して2023年入学分までは最初の抽選での通過率が約15%(倍率6〜7倍)と、相当絞られた人数になっていたもよう。現状(2024年度入学)はだいぶ落ち着いて、通過率約20%(倍率4〜5倍)となっているものの、それでもその辺の私立小学校の合格倍率と同じくらいの倍率となっているため、狭き門であることには変わりない。
第1次選抜の抽選について
WEB出願が終わって、なぜか3週間も空いてようやく抽選が行われる。そこまで受験を検討していなかった私もなんとなくドキドキしてたので、国立小熱望組はおそらくこの期間は相当もやもやしながら過ごすのだろう。
そんな抽選当日は男女別に申し込みが早かった順に10名の保護者が現地に赴き、公正を期すために立会人となる。欠席したとしても試験には影響ないとのことだが、応募開始直後に応募するような気合の入った人が病欠以外で不参加になるとは思えない。
抽選は男女別に朝から行われ、先に男子、次に女子となる。そのため、WEB発表も男女別に少し時差があり、男子は午前中に出るが、女子は正午ごろに出ることとなる。公開は竹早小のホームページか、miraicompassでも表示される。特にmiraicompassは結果ページを開いた瞬間、赤枠で「第1次選抜(抽選)に合格しました」と表示されるので、赤背景が一瞬ドキッとするものの、わかりやすい。
竹早小のWEBサイトには合格番号が載ったPDFが掲載される。受付番号の下2桁の数字がこのPDFに記載されていれば当選(合格?)だ。我が家の時は24つの数字があり、40番台は0、80番台も1つとこの辺の受付番号の人たちは絶望したと思うが、それ以外は満遍なく抽選された感じだった。
重要なのはmiraicompassのその画面に記載された第2次選抜に申し込むための申込パスワードもそこに記載されている点だ。後々、申し込む際に、申込パスワード?なにそれ?おいしいの?となってしまうので、できれば画面キャプチャでも撮っておくのが良いかもしれない。
我が家の抽選結果
第1次選抜合格!
そこまで深く受験を意識していなかったし、初回の抽選倍率がそもそも6倍くらいあると聞いていたため、発表当日はすぐに結果を確認していなかった。発表の2日後、会社に出社して、そういえば発表されてるんじゃね?と思ってWEBサイトをみると、結果発表のPDFへのリンクが。
クリック!
下2桁の数字の羅列が並ぶなか、我が家の数字は。。。
「え……、あるやん!」
なんか、まだ抽選受かっただけなのに、倍率6倍とも聞いていたので、もう受かったような気分になってしまった。ちょっと感動した。
ちなみに、この下2桁の数字は募集要項の個人番号じゃなくて、入学志願受付票の受付番号なのでお間違い無く。募集要項個人番号にも5桁の数字があって紛らわしい。
一番確実なのはmiraicompassを見ること。ぱっと見で合格ですと書いてあるので間違いようがない。
妻に報告
とりあえず、画面キャプチャをとり、妻に報告。
妻の一言目。
「げ、やばい。何日なの?」
受かるとは思ってなかったので、何も準備していないし、下手したら予定が入っている可能性すらある。なんならお受験用の服すらない。親も子供も。
ここから始まった我が家の小学校受験
ちょうど竹早小の抽選が行われた日、我が家の校区の小学校の説明会が行われていた。そこで地元の公立小学校がちょっと微妙なんじゃないかと思い始めたため、この抽選結果も何かの縁だと思い、しっかり考えなければと気合が入った日でもあった。
そんな感じで今まで何もしてこなかった我が家の小学校受験がようやく始まったのであった。時は10月下旬。普通だったら無理ゲーだけど、何事もやってみないとわからないものである。