筑波大学附属小学校の願書提出

最難関小学校と言われる筑波大学附属小学校

筑波大学附属小学校(筑附小)と言えば、小受界隈では最難関小学校と言われるお受験小学校の最高峰。慶應義塾幼稚舎という圧倒的な私立の王者が有名だが、その幼稚舎に受かっても、筑波大学附属小学校に受かったらこちらを選択する家庭があるくらいの国立絶対王者だ。

試験自体が相当難易度高く、このためにお受験塾に通うご家庭もあるのに、受験者数も4,000人と最大志望者数を誇り、記念受験組も多いため、最初の第一次選考はやはり抽選で半分程度に絞られる。

なぜ筑附小はこんなに人気なのか

なぜそんなに人気なのか。それは高校までエスカレーターで上がれるのに、高校までずっと偏差値が高いこと。小学校から入った生徒の半分くらいは筑波大学附属高等学校に入学できているようだ。残りの半分はついていけなかった生徒だけでなく、あえて外部に進学した生徒も多いのだろう。いずれにせよこの小学校受験を頑張ったら、年に50人近く東大合格者を輩出し、国公立最難関高校にエスカレーターで入れる可能性が高いのであれば、現状の中学受験の激化を逃れたく小受を頑張るご家庭は多いと思われる。ただし、大学は筑波大学へのエスカレータがあるわけではないのでご注意を。単純に大学進学率がめちゃめちゃいい高校までの切符が手に入るというわけだ。

慶應義塾幼稚舎などの難関小を蹴っても筑附小に行く?

慶應義塾幼稚舎や横浜初等部の合格を蹴ってまで筑波大学附属小学校に行く人がいる理由はまさにここで、慶應はほぼほぼ大学まで内部進学だが、医学部の最高偏差値を誇る慶應医学部に入ろうと思うと相当な狭き門であるし、あまり外部に出ない分、東大などに行く人は少ない。一方で筑附小はその先の高校から何人も東大や、医学部を輩出している。そのため、東大出身の親や医者の家系の方などは慶應よりも筑附小の方が魅力的に見えるのであろう。

なぜ筑波大学附属小学校を志願したか

それはもう門戸が広いから。23区全域と西東京や和光市あたりまで校区として認められており、なんなら竹早小よりも駅近な分通いやすいんじゃないかと思ったため。

試験が難しいというのも聞いていたが、国立なだけあって、縁故とは関係がなさそうだったし、筑附小の入試の代表的な「クマ歩き(くまあるき)」はスポーツ教室で練習していたのでワンチャンあるんじゃないかという浅はかな考えで志願しました。

筑波大学附属小学校の児童募集は9月の第一営業日の公示から始まる

まずは来年度の4月入学の募集は9月の頭に筑波大学附属小学校のホームページのお知らせに、児童募集のPDFリンクが表示されるところから始まる。このPDFに願書受付や検査日程等が全て記載されているので、これを見て、スケジュールを抑えるところから筑附小の試験が始まる。

まずは募集要項の購入

実際の申し込みは、学大竹早小と同じく、筑波大学附属小学校もmiraicompassで募集要項を購入するところから始まる。金額も1部2,000円と同じ金額。購入期間は10日程度(2週間の営業日ベース)、しかも要項を読んでWEB出願が可能な期間は後半の4〜5日(1週間の営業日ベース)。ここを忘れると何もできなくなってしまうので、要注意。

第一次選考(抽選)の申し込みには志望理由が必要

募集要項を購入したら、次は第一次選考の申し込み期間中にWEB出願が必要となる。前述の通り、1週間のしかも営業日にしか受け付けていないので、仕事が忙しくても忘れないように要注意だ。

筑附小の教育方針に「健康で活動力のある子ども」という記載がある通り、試験内容は行動観察や運動能力についても見られる。そのため、6歳だとまだ月齢による差が大きいためか、生まれ月によって3つのグループに分かれての受付となるため、お子さんの生まれ月による受付組区分を選択して申し込む。

私は当時無知すぎて、この時は気づかなかったのだが、この時点で、第二次選考(検査)の日程も確定しているのだ。

さて、WEB出願自体は件のmiraicompassで出願するのだが、その中には200文字以内で志望理由を書く欄もある。筑附小の受験には親の面接はないが、親の文章が試される場が3回ある。その1回目がこの第一次選考WEB出願の際の志望理由だ。後述するが、実は第二次選考の出願の際にも志望理由を記載するところがあり、次回は手書きで、200文字以上書けるスペースがあるので、この第一次先行の志望理由をベースにする必要があり、何気にここの志望理由はしっかり考える必要があるかもしれない。

最後に、検定料として1,100円(当時)を入金し、WEB出願が完了となる。

第一次選考受験票と第一次選考(抽選)は11月

ということで、少し間が開くので、第一次先行については、また別の記事で書くことにする。

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