文教大学付属小学校とは
仏教系の学校だが宗教色は弱い
文教大学と言えば仏教系の学校だ。日蓮宗の学校らしい。ただ、授業に仏教が入ってくることはあまりなく、イベントで仏教系のイベントがあったり、学校の信念が日蓮の教えを元にした人間愛だったりするくらい。私自身も保育園はお寺の保育園で、お釈迦様の誕生日に甘茶を飲んだ覚えがあり、懐かしい感じがした。
教育目標
一人一人の可能性を引き出し伸ばして行くような教育方針になっているように見える。
- 慈愛の心をもった子ども
- 自ら学ぶ子ども
- 情操豊かな子ども
- 頑張る子ども
- 明朗な子ども
文教大学付属小学校の情報
〒145-0065
東京都大田区東雪谷2-3-12
TEL 03-3720-1097
FAX 03-3720-1117
ホームページ:https://www.bunkyo.ac.jp/ps/
なぜ文教大学付属小学校を選んだか
検討のきっかけは以前の記事で記載したものの、学校案内等もしっかり見た上で受験に至った具体的な理由を記載しておく。どなたかの検討の役に立てば嬉しい。
ちなみに、個人的には文教大学付属小学校、めっちゃ推したい。色々検討した結果、すごくいい学校だなっていまだに思っている。
少人数制で見てもらえるのが魅力的
1学年2クラス50名。つまり1クラスあたり25名程度で授業が行われる。この人数であれば、先生たちも子供1人1人の特徴を把握し、良いところを伸ばしてくれそうだし、友達同士もすぐに仲良くなれるんじゃないかと思う。
うちの息子は好きなものはとことん好きになり、極端にその周辺領域の知識を取り込むため、できればそれをポジティブに成長させたいと思っていた。この少人数制と、前述の学校の教育方針を見る限り、公立のようにみんな一緒のカリキュラムでそれを潰すのでは無く、よりよく伸ばしてもらえるような学校なんじゃないかと思った。
卒業生が楽しいと言っている
これは又聞きだが、この小学校を卒業した生徒が、「とても楽しかった!」と言っていると聞き、子供が楽しいと思える学校が一番だなと思った。学校が楽しくないなーって思ったら、その後の中学以降も楽しんで学業を行えないだろうし、学校って楽しいところなんだ!って思える環境はとても素敵。
1年生から英語の授業がある
息子は私たち両親よりも英語のコミュニケーションが取れる。週1の英会話スクールしか行っていないにもかかわらず、だ。(この辺は別の記事で書きたい)
海外旅行に行けば、ホテルのキッズクラブに一人で参加し、英語で話して海外の友達を作ってくるし、保育園のハーフのお友達の親とも普通に話してる。
だからこそインターの検討もしたのだが、一条校に行くことになっても、英語は続けてほしいなと思っていたので、1年生から英語の授業があるのはかなり魅力的だった。
中学受験の実績がある
文教大学付属には中学・高校もあるものの、(言い方は悪いが)あまり中学校ランキングで偏差値が高い学校の中には入ってこない。にもかかわらず、小学校が人気なのは内部進学では無く、外部の中学受験の実績があるから。約3分の2の生徒が外部の中学を受験し、結構有名どころの中学にも多数進学している。
上級生になると、授業終了後や長期休み中の補習もしっかりやってくれるなど、付属小学校にしては珍しく受験に前向きな学校というのが良い。
とはいえ、エスカレーターで上がれる中学・高校も最近は偏差値が上がってきているらしいので、受験向いてないなーと思ったら、そのまま上がれる付属校の良さもある。
校長先生の評判が良い
何かにつけて校長先生がすごく良いという話が出てくる。今の校長になってからすごく小学校のレベルが上がったという。他の学校でも校長が変わるとガラっと雰囲気が変わることがあるようだし、先日の公立の小学校説明会で校長の振る舞いに不満があった身としてはかなりプラス評価だった。
まぁまぁ通いやすい
自転車で送って行ける範囲の駅から、乗り換えなしで1本で行けるし、駅から学校までも坂道はあるもののわかりやすい。なので、1年生でもすぐに一人で行けるようになりそうだなと思った。小学生になると急に朝が早くなるので、親の送り迎えが楽な点はポイント高い。
アフタースクールが20時まである
保育園は18時半まで預かってくれるのに、小学1年生になったら急に13時とかに帰ってくるようになるらしい。この在宅ワークが減りつつあるタイミングでそれは共働き家庭にとっては致命的だ。もちろん地元の小学校の学童もあるが、別の学校に移動させるのも、結局最初は連れて行く手間がかかる。
という中で、20時まで預かってくれるアフタースクールがあるというのは神だ。いや、仏教系だから仏様か。
息子を面接や考査に慣れさせたい
上記の通り、息子にとても合っているし、すごくいい学校だなと思ったものの、この時点で東京学芸大学附属竹早小学校の抽選に受かっていて、このまま面接や考査に進ませる不安があったため、前受校としての役割を期待する下心がなかったわけではない。
検討にネガティブな要素はなかったか
と、かなり良い面ばかり長々と書いてしまったが、もちろん悩ましい点もいくつかあったのでそこもフェアに書いておこう。
給食がないのはハードル高い
一番検討のネックになったのは給食がないこと。週3日は発注が可能なようだが、裏を返せば週に2日はお弁当を作る必要があるということ。小学生はただでさえ朝早いのに、お弁当を作る手間は大変だなと。あと、当時まぁまぁ偏食だったので、バリエーションも作れないなと。
私立だからそれなりに費用はかかる
インターナショナルスクールや、他の私立よりも全然安いとは思うものの、初年度の費用は100万を超えてくる(制服やカバンもいれると)。払えるんだけど、公立と比べるとやはりそれなりに高い。あと、寄付金がよめねぇ……。
学校を認識してから、願書提出最終日まであと5日
妻が、知り合いから「願書1部余ってるから」と文教附属小学校の学校案内と願書をもらってきたのは、願書提出締め切りの5日前の真夜中。私は娘とアンパンマンミュージアムに行き、疲れ果ててもう寝る寸前。
22時の妻「〇〇ちゃん、ここ受けるらしいよ」
22時の俺「へー。俺、ポケモンスリープの寝る時間だからもう寝るわ。あとで詳しく聞かせて」
続く。